国産鮮魚にこだわっています


今では多くの蒲鉾屋が冷凍すり身で「かまぼこ」を作っていますが、三好蒲鉾は国産の鮮魚にこだわって作っています。

主原料は、お刺身で食せるほど新鮮な国産「エソ」(蒲鉾を作るのに最も適した魚)を自社で加工して使用しています。
「エソ」は、クセの無い淡白な味で、歯応えがしっかりしているのが特徴です。
萩かまぼこ(エソ100%かまぼこ)以外は、旬の魚種(レンコダイやグチ等)をブレンドして作っています。




昔ながらの石臼で丁寧に練りあげます


撹拌させる為に、杵を取り付ける部分に角度がついており、3本の杵の長さも違います。
杵と臼は、逆回転します。

低温に保ちながら丁寧に擂ります。

《粗擂り》
 魚肉だけで擂る。
 氷を加え、温度の上昇を防ぎます。
《塩擂り》
 魚肉に対し2~3%の塩を加えて擂る。
《本擂り》
 調味料を加えて擂る。




焼き抜き蒲鉾について


蒲鉾は「板につく」と言って、家庭や仕事の安定を願う縁起の良い食べ物だと言われています。
山口県名産の焼き抜き蒲鉾は、「萩」が発祥の地です。

萩の調理人「九郎兵衛」が、獲れたての魚のすり身を茎に塗り焼いた物を五代藩主毛利吉元公に献上したのが、はじまりと言われています。
屋敷で製造させ、徳川将軍家への土産として献上。
時の将軍綱吉公は、非常に満足され、長州名物として賞賛しました。
そしてこれが世間にも広がっていったのです。
その後、次第に製法も改良工夫され板付蒲鉾となり、今日の焼き抜き蒲鉾になりました。
板の下からじっくり焼き上げていく伝統の焼き抜き蒲鉾は、新鮮な地魚が豊富な萩ならではの自慢の蒲鉾です。
お殿様も愛した味と技が、今に受け継がれている萩の蒲鉾です。

昔は、すりつぶしたエソの身を松板に盛り付け、樫の炭火で板面をゆっくりと焼き上げた後、反転して表面を急速に焼き上げる特殊な加熱方法で作られました。
この製法が、”焼き抜き”と呼ばれる所以です。
今では、炭の代わりにガスで焼き上げますが、板が反り返るほど、板の裏から遠火でじっくり加熱する製法は変わっておりません。



冷めていく過程で身がキュッと引き締まり表面にしわができます。
そのしわは「ちりめんじわ」と呼ばれ、山口県名産焼き抜き蒲鉾のもう一つの特徴です。

蒲鉾板は、宮崎県産の杉とカナダ産のバルサムファ(マツ科)を使用しています。
バルサムファとは、いわゆるもみの木で、クリスマスツリーによく使われます。
又、精油はアロマとして使われ、殺菌作用や、結核や、気管支炎に良いとされています。


賞味期限
商品発送時の時点で賞味期限まで残り 7日以上の商品を
お届けします。
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稀に出る蒲鉾の「ベージュの斑点」は、カビではなく、魚(エソ)の胸ビレ付近の魚肉か、もしくは血合い(背中に近い部位の魚肉)が、蒲鉾に多く入った為に斑点が出ると思われます。

通常は、胸ビレ付近の魚肉と血合いは極力蒲鉾に使用しない様にしておりますが、多く入ってしまった場合、斑点が出てしまう時がございます。
食べれないわけではございませんので、ご安心下さい。

お届けは、発送日の翌日もしくは、翌々日となります。


冷凍保存できません。
お早めにお召し上がり下さいませ。